21時ぐらいにお母さんから電話があり、おばあちゃんが亡くなったときいた。
肝臓がん?だったかもとのこと。
もともと糖尿病で、そこから足が悪くなり歩けなくなり、今年から施設に行っていたのもあると思う。
あんまり実感がなく、悲しさがないのだが。
ただただおばあちゃんの思い出をおもいだしてる。
派手で、頭はくるくるパーマ、色白たれめぽっちゃり。薄紫色のサングラスをしていたイメージしかないが、今年のお正月にあったときはだいぶやせて、髪はまったくなかった。
だが、口は達者でよくしゃべってた。
もともと頑固で口がわるいから、お母さんとよく喧嘩していた。
わたしはアイスをよくかってもらったなあ。
お金をもらい、近くの八百屋へアイスをかいにいった。わたしはきまってサクレレモン。おばあちゃんはモナカアイス。だが、アイスはいらないからモナカだけくれと言うので、アイスの部分はわたしがたべた。
実家から50mぐらいの距離にすんでいた。
小さい居酒屋を営んでいて、小さい頃よくカラオケの機械でうたをうたった。でも昔のだから、アナログ的で、一曲200円いれて、大きいカセットみたいのをいれて曲が流れるシステムで、よく100玉がなくなり、よる家に100円玉ちょうだいと電話があった。
今じゃ考えらんない。
派手もの好きなので、キラキラの宝石や、毛皮、ダンスのドレスに靴もあり、それをみるのがたのしかった。
小さい頃、1人部屋がなかったので、余ってるおばあちゃん家の部屋を自分の部屋にして、夜寝にいってた。
たまにお店のやきとりやら、おじいちゃんがつくるすいとんを食べて楽しかった!
そんなおじいちゃんも今はボケがはいり、施設へ。
おばあちゃんが亡くなったのもきっとわからないまんまだとおもう。
でもそのほうが悲しくなくていいのかもしれない。
ボケてからおじいちゃんにあってない。
コロナもあるし、当分会いにも行けないと思う。
人それぞれいろんな人生があるけど、最後は絶対しぬ。
何しても絶対しぬ。
死にたいって言ってる人もいつかしぬし
死にたくないくらい輝いてる人も絶対しぬ
しぬ前にやりたいこと、あんまり思いつかない
だけど、どうせしぬならやっぱりハッピーなことばかりを考えていきたい
いやなことがあっても忘れてしまってもっと楽しいこと、成長していくことに向けていきたい